皇城鎮護の神~日枝神社へゆく

赤坂サカスから歩いて5~6分。

外堀通りとぶつかったT字路の突き当りにどかんと現れる白い大鳥居。

山王さんでお馴染みの日枝神社です。

江戸三大祭の一つ、山王祭で有名ですよね。

車で通りかかり何度かこの鳥居を見て気になっていた永田町のど真ん中に鎮座する神社。

冬空の下、日も暮れかかった16時半頃に訪れてきました。


神社は高い丘の上にあります。

信号を渡りながら延々と続く大きな階段を見た時は、半ば覚悟を決め挑む気満々だったのですが、近づいて気付いたエスカレーター。


挑む気などはあっさり消え失せ、有り難く終点まで乗ってました╰(*´︶`*)╯


境内案内図

エスカレーターコースは、山王鳥居、南神門をくぐり本殿へ向うルートになります。


こちらが本殿。

御祭神は大山咋神、相殿に国常立神、伊弉冉神、足仲彦尊が祀られています。

厄除け、安産、縁結び、商売繁盛、社運隆昌の神様としてご利益があるそうです。

日枝神社は、武蔵野開拓の祖神・江戸の郷の守護神として江戸氏が山王宮を祀り、さらに文明10年(1478)太田道灌公が江戸の地を相して築城するにあたり、鎮護の神として川越山王社を勧請したのが始まり。

徳川家康が江戸に移封されたとき江戸城の鎮守とし、明治維新後は皇城鎮護の神としてお護りする神社に。明暦の大火(1657年)、東京大空襲(1945年)で焼失、現在の建物は昭和33年(1958年)に再建されたものです。


表参道にある手水舎。

私は南神門から入ったので、ここより小じんまりした手水舎でお清めしました。


参拝時間終了の17時間際の境内。

結構人がいるものです。


御朱印(初穂料500円)


しおりと参拝記念の根付もいただきました。


神門。

扁額には「日枝神社」と書かれ、門の奥には本殿が見えてます。

左右には随神像が奉安されています。


こちらが本殿側から見た神門。

「皇城之鎮」と書かれた扁額、左右には神猿像が奉安されています。

右手に見えるビルはキャピトルホテルです。


なかなかリアル感がある神猿像


こちらが神門へと続く表参道(山王男坂)の石段です。

下の鳥居の脇には社号もあり、本来はこちらからの参拝が望ましいのかも。

帰りはこちらを下り、右手にあるキャピトルホテルの地下に直結している地下鉄で帰路につきました


日枝神社

東京都千代田区永田町2-10-5

http://www.hiejinja.net/

TEL : 03-3581-2471

時間 : 4~9月5:00~18:00、10~3月6:00~17:00

備考 : 駐車場有

アクセス : 赤坂駅(出口2)・溜池山王駅(出口7)徒歩3分、国会議事堂前駅(出口5)徒歩5分、赤坂見附駅(出口11)徒歩8分